胡錦涛主席がカナダ首相と会談、5つの提言

胡錦涛主席がカナダ首相と会談、5つの提言。

タグ: 胡錦涛 カナダ 首相 提言

発信時間: 2010-06-25 17:24:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

胡錦涛国家主席は24日、カナダのハーパー首相とオタワで会談した。両氏は両国関係や関心を共有する国際・地域問題について率直かつ踏み込んだ会談を行い、重要な共通認識に至った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

胡主席は「国交樹立以来40年、中国とカナダの関係は力強く発展し、各分野の交流・協力は顕著な成果を収めた。現在の国際情勢の下、中国とカナダは世界に重要な影響力を持つ国として、自国経済の成長と世界経済の回復の促進、人類の前途・運命に関わる重大なグローバルな試練への対応などの面で、広範な共通利益と巨大な協力の潜在力を備えている」と指摘。両国関係の発展について(1)ハイレベルおよび各レベルの交流の強化(2)実務協力の開拓(3)人的・文化交流の拡大(4)国際・地域問題での協力の強化(5)相手国の核心的利益や重大な懸念の尊重----の5つを提言した。

ハーパー首相は「40年来、中国の国際的地位は日増しに高まり、各分野での両国の協力は極めて大きな進展を遂げた。カナダと中国の関係は、世界で最も重要な2国間関係の1つとなっており、両国関係は巨大な発展の潜在力を備えている。中国側と共に、両国の戦略的パートナーシップのさらに前向きな発展を促すべく努力していきたい。双方がハイレベル相互訪問を継続し、政治・エネルギー・資源・金融・文化・教育・報道を中心に各分野の実務協力や交流をさらに開拓すること、両国の戦略作業部会の作業の進展を促すことを希望する。カナダは世界経済における中国の重要な地位を重視している。経済貿易分野で中国との戦略協力を強化し、保護主義に共同で反対していきたい。公共衛生や気候変動など国際的問題やグローバルな問題での協力、および20カ国・地域(G20)など多国間機構での協調を強化していきたい」と表明した。

会談後、両氏は観光目的地協定などの協力文書の調印式に出席した。

「人民網日本語版」2010年6月25日

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