国際テロ組織、中国に潜入し「新人」を募集

国際テロ組織、中国に潜入し「新人」を募集。 近年らい、中国の新疆の分裂を目指す東トルキスタンのテロ組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」が、何度も中国国内にテロリストを派遣し、テロ事件を引き起こしている。同時に、テロ組織を強大にするため、ひそかに中国で新しいメンバーを探し、テロ活動の後継者を育成している…

タグ: テロ組織 ETIM 新疆 分裂 東トルキスタン

発信時間: 2010-07-01 14:46:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

近年らい、中国の新疆の分裂を目指す東トルキスタンのテロ組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」が、何度も中国国内にテロリストを派遣し、テロ事件を引き起こしている。同時に、テロ組織を強大にするため、ひそかに中国で新しいメンバーを探し、テロ活動の後継者を育成している。

中国現代国際関係研究院反テロ研究センターの李偉主任によると、これは中国公安部の職員らがこのほど重大なテロ組織による事件を摘発した際に発見した新しい動向である。

公安部によると、2009年12月20日、中国警察側は慣例に従い、他国で不法入国により退国を強いられた20人の中国人を受け入れた。彼らを調査したところ、その中の3人は警察側が指名手配した逃亡中の犯罪者であることが分かった。「つまり、ETIMは中国にテロリストを派遣すると同時に、中国から新人を選出し、国外でテロ活動に参加させている。この派遣は、かつては一方的な派遣だったが、今では双方向の人的流通になっている」と、李偉主任は語った。

李偉主任はまた、「中国国内に新人を選ぶ幹部を派遣するほか、近年らい、『東トルキスタン』組織はインターネットなどを利用した宣伝を通じ、彼らの組織に加入するよう扇動し、組織の強大化を企んでいる。そのほかにも、『東トルキスタン』組織はひそかに中国国内でチラシや宣伝物を配っている」と述べる。

李偉主任によると、最近摘発したテロ事件を見ると、テロ活動は内陸の各省に広がっていることがわかる。テロリストはかつて辺境地域で活動していたが、今では内陸の河南省、山西省などでもテロリストの足取りがつかめている。また、以前はテロリストはほとんど新疆から出国していたが、新疆「7.5」事件の発生後、新疆地域が辺境の警備を強化したため、テロリストの逃亡ルートは南西地域に移っている。

「中国網日本語部(チャイナネット)」 2010年7月1日

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