記者からの質問に答える陳宝生副校長
百聞は一見にしかず。中共中央党学校と中共中央対外宣伝弁公室は6月30日午後、国内外のメディア36社の記者計66人を中央党学校の見学と取材に初めて招待した。参加した外国メディアの記者40人余りのほとんどが、中央党学校の門をくぐるのは初めてだった。
記者達は、中央党学校の総合ビル、体育館、学生寮、食堂、講堂、「実事求是」碑、授業を相次いで見学した。
総合ビル第2教室では、陳宝生副校長が20分の時間を割いて記者からの質問に答えた。中央党学校を国内外のメディアに公開した理由を問われると、陳副校長は「以前はわが党の機関はあまり社会に公開されていなかったため、私たちがこのようなイベントを行うのには何か特別な理由があるのではないかと思われていました。現在わが党は対外開放を拡大しており、私たちとの交流を望む世界のどんな組織や個人にも開放したいと考えています。こうしたイベントは今後どんどん増えていきます。イベントが増えれば、何も特別とは感じなくなるでしょう。これは間違いなく1つの流れです」と述べた。
続いて記者達は総合ビル第1教室で「システム思考とイノベーション能力」の授業を見学し、学生・教員への取材を行った。
中央党学校党史部の謝春涛副主任は「党学校のカリキュラムは全てが伝統的な理論カリキュラムなのではなく、現代世界の経済、科学技術、法治などの紹介も盛り込み、学生の視野を広げる助けとしています」と説明した。
「人民網日本語版」2010年7月1日