国連安保理議長国・メキシコのヘラー大使は30日、人民日報の取材に、朝鮮の申善昊国連大使から29日に書簡を受け取ったことを認めた。申大使は書簡で安保理に、哨戒艦「天安」沈没事件の真相を解明し、朝韓間の論争を解決するため、朝韓高級軍事会談の実現を支援するよう要請している。
申大使は書簡で「『天安』事件の最も公正な解決方法は、朝韓双方が席について共同調査することだ」「安保理は米韓の一方的な『調査結果』を処理する前に、事件の真相を客観的に解明するため、朝韓高級軍事会談の実現を支援する措置をとるべきだ」としている。
「人民網日本語版」2010年7月2日