在沖縄米軍海兵隊のグアム移転について、ゲーツ米国防長官は日本側に追加経費負担を求める書簡を送付していた。日本メディアが4日、伝えた。
米海兵隊のグアム移転は在日米軍再編の重要な一部。米側は電力などインフラ設備の移転費が当初の見込みを上回り、少なくとも数百億円の追加費用が必要として、日本側に負担増を求めている。日本側は慎重に検討した上、参議院選挙後に回答する考えだ。
グアムへは司令部を中心に約8000人の海兵隊員が移転する予定。2006年の日米合意は、海兵隊のグアム移転は米軍普天間飛行場の移設と切り離せないとして、2014年末までに双方を完了すると明記している。
「人民網日本語版」2010年7月5日