胡錦涛国家主席は5日午後、カナダのミカエル・ジャン総督と釣魚台国賓館で会談した。
胡主席は「先日私は国賓としてカナダを成功裏に訪問し、両国関係や関心を共有する重要な問題についてカナダ側首脳と重要な共通認識に至り、友情の増進、相互信頼の強化、協力の拡大という目的を達成した。半月と経たずに、総督と北京で再会できたことを嬉しく思う。総督の上海万博カナダデーへの出席と訪中活動を歓迎する」と述べた。
また「中国は常に戦略的・長期的視点からカナダとの関係を扱っている。カナダ側と共に努力し、『中国・カナダ共同声明』の原則と精神、および両国首脳間の重要な共通認識に従い、両国関係発展の大きな方向性をしっかりと把握し、互いの核心的利益や重大な関心事を尊重し、これに配慮し、各分野の友好交流や実務協力の推進に力を入れ、重大な国際・地域問題での意思疎通や協調を強化し、両国の戦略的パートナーシップの不断の前進を促したい」と表明した。
ジャン総督は「時を置かずに胡錦濤主席と北京で再会できたことを非常に嬉しく思う。中国側と共に、交流を強化し、相互信頼を深め、イノベーションを開拓し、協力を拡大し、人的・文化交流を促進し、友情を増進し、両国の戦略的パートナーシップが一層実り多い成果を上げるようにしたい」と表明した。
「人民網日本語版」2010年7月6日