国務院、炭鉱などの一層の安全強化策を指示

国務院、炭鉱などの一層の安全強化策を指示。 温家宝総理の招集する国務院常務会議は7日、2009年度中央予算の執行状況監査で指摘された問題の改善策や、企業の安全生産への取り組みの一層の強化について決定を行った…

タグ: 企業指導部は順番で現場の監督にあたる

発信時間: 2010-07-08 15:18:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理の招集する国務院常務会議は7日、2009年度中央予算の執行状況監査で指摘された問題の改善策や、企業の安全生産への取り組みの一層の強化について決定を行った。

会議は「党中央と国務院は安全生産への取り組みを非常に重視し、相次いで一連の政策措置を打ち出した。各地区・部門の共同の努力を経て、近年全国の安全生産状況は全体的に安定し、好転へ向かっているが、事故の総件数は依然多く、特に重大な事故も頻発し、安全生産は依然として非常に厳しい状況にある」と指摘した。

さらに「人間本位、安全発展の理念をしっかりと樹立し、企業の安全生産への取り組みを全面的に強化しなければならない」と強調。具体的に次の5点を挙げた。

(1)企業の安全管理の厳格化。企業の生産・経営活動をさらに規範化する。安全上の隠れたリスクを速やかに調べ上げ、対策を講じ、特に重大な事故の発生を重点的に防止する。企業指導部は順番で現場の監督にあたり、炭鉱や鉱山では労働者と共に坑道の上り下りもしなければならない。どの従業員も育成訓練に合格しなければ持ち場についてはならない。

(2)業界参入基準の厳格化。

(3)しっかりとした技術保障システムや効率的な緊急救援システムの構築。

(4)より厳格な監督・管理の実施。

(5)重点業種企業の再編や鉱山資源の整理統合を積極的に推し進め、安全性の低い立ち後れた生産設備や立ち後れた技術・設備を排除する。

「人民網日本語版」2010年7月8日

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