銃弾に当たった隊長
1941年に入営し、旧日本軍第63師団の機関銃の射手だった斉藤邦雄さんは、長年にわたって中国の華北地域で現地の抗日部隊と戦ったことがある。その後、東北地域の関東軍に移り、戦争が終わった時に旧ソ連軍に武装解除された。
日本に戻った斉藤さんは、部隊での経験を描く著作を数部書き上げた。その中で「陸軍歩兵よもやま物語」は、漫画のような挿絵をつけ、勇敢で機知に富んだ中国の抗日軍隊と人民、残虐で愚かな旧日本軍を描いたものだ。この本は日本で40万部以上売れ、大きな影響力を持っている。
スイカを盗もうとする旧日本兵は地元の人々に追い払われた