露大規模軍事演習で隣国に圧力 日本抗議も無効

露大規模軍事演習で隣国に圧力 日本抗議も無効。 日本外務省は、先日ロシアで行われた軍事演習「ボストーク2010」に対して声明を発表、今回の大規模な海軍演習が日露紛争中の北方領土の一つ、択捉島で行われたことで、両国の領土問題を激化させることになるとした…

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発信時間: 2010-07-09 13:18:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本外務省は、先日ロシアで行われた軍事演習「ボストーク2010」に対して声明を発表、今回の大規模な海軍演習が日露紛争中の北方領土の一つ、択捉島で行われたことで、両国の領土問題を激化させることになるとした。

ロシア通信社による7月7日の報道によれば、日本の岡田克也外務大臣は「(このような軍事演習は)今までになかったことで極めて遺憾だ。」とコメントしている。また、すでにロシア側に軍事演習の取りやめを求めたが、回答を得ていないことも明らかにした。「(択捉島での)軍事演習は認められない。ロシア政府にも言ってあったが、残念ながら演習は予定通り行われている。」

報道によれば、ロシアは演習を取りやめなかったばかりか、これまでに比べ「特殊規模」の演習を行った。太平洋艦隊、北方艦隊、そして黒海艦隊等が海浜地区での軍事訓練に参加した。

ロシアの『独立報』は、今回の軍事演習の規模と組織から見て、ロシア海軍が再び隣国に圧力を与えるためのツールになったとしている。また、その実証例として、メドベージェフ大統領が今回視察の対象に選んだのは、演習の主力である陸軍ではなく、海軍であったことを挙げている。メドベージェフ大統領は演習の視察後、ロシア連邦軍は太平洋地区の安全を守る準備ができたとして大いに満足していた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月9日

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