韓国の聯合ニュースによれば、韓国軍当局は11日、7月中に黄海海域において韓米合同軍事演習を行う予定であることを明らかにした。軍事演習の規模はまだ定かではないが、両国の空母も参加するとみられている。環球時報が伝えた。
韓国軍部は、国連安全保障理事会で哨戒艦「天安号」の沈没事件に関する声明を発表後、韓米合同軍事演習を行い、対朝鮮放送やビラ散布など軍事措置を進めるという。なかでも、黄海で行われる予定の韓米軍事演習の時期と規模に注目が集まっている。
もともと6月の第2週に行われる計画だった韓米軍事演習は、同月の第4週に延期され、さらに7月に延びた。
報道によると、米国の第7艦隊所属の空母「ジョージ・ワシントン」をはじめ、原子力潜水艦、イージス艦、水陸両用攻撃艦、韓国の駆逐艦、1800トン級潜水艦「孫元一」、F-15K戦闘機などが韓米軍事演習に参加するものとみられる。
韓国軍部は11日、「米国の第7艦隊所属の空母が参加するかどうかはまだ定かではないが、この件について、韓米当局は現在検討中で、両国の空母が今回の演習に参加する可能性が高い」とほのめかした。
「人民網日本語版」2010年7月13日