朝鮮外務省の報道官は24日、平壌(ピョンヤン)で「米国がまもなく実施する軍事演習と新たな制裁措置に対し、朝鮮は対話と戦争という2つの可能性に備える」と述べた。
朝鮮中央通信社は当日、この報道官の話を引用し、「このほど、米国と韓国の外務長官と国防長官は朝鮮を対象とする大規模な軍事演習と新たな制裁の実施を公然と発表した。これは米国が依然として冷戦型思考であり、対抗政策を実施することを証明するものだ」とした上で、「朝鮮はこのほど、平等な6カ国協議による問題解決を提案したが、米国側は韓国の哨戒艦沈没事件を理由とし、朝鮮と6カ国協議を含むすべての対話を拒否した。米国の行為は朝鮮の限界を超えた。これを受けて朝鮮は核抑止力をさらに強化し、強硬な対応策を取る」とした。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月26日