中国全国対外援助活動会議が13日から14日までの2日間、北京で開催された。
会議の開催前に、胡錦涛国家主席や温家宝総理が代表と会見した。温総理は会議に出席して談話を発表した。
温総理は「新しい情勢の下で、対外援助の構造を最適化しなければならない。対象国が必要とし、現地の住民に歓迎される病院や学校、飲用水、クリーンエネルギーなどのプロジェクトを立ち上げる。対象国の自主発展能力を増強させ、中国企業による対象国への投資を支援するとともに、対象国の民族工業の発展を支援していく。関税の減免などの措置を通じて、後進国による中国への製品輸出に条件を作る。また、対象国との農業協力を強め、栽培技術を伝え、技術者を養成し、農業協力によって対象国に利益をもたらすことを促していく」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年8月15日