「江沢民伝」の著者クーン氏が語る「中国指導者の魅力」

「江沢民伝」の著者クーン氏が語る「中国指導者の魅力」。

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発信時間: 2010-09-10 16:52:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

中国人の「よき友人」という強烈なキーワードをもつロバート・クーン氏。彼はまた「江沢民伝」の著者でもある。21世紀フォーラム2010年年次総会に出席したロバート・クーン氏が8日、人民網の取材に応じた。

西洋人は中国の対外報道を受け入れられるかどうかについて、クーン氏は「受け入れられるかが問題ではない。メディアが西洋人の興味のある報道をするかどうかという問題だ。メディアはおもしろく、意義のある問題を論じなければならない。メディアの報道に根拠がなく、報道の仕方がまずければ、人々はもちろん拒絶する。あと、すぐに成果を期待してはダメだ。ずっとひとつの姿勢を貫かないと。まさに30年の改革開放のように。いいときも悪いときも経験したが、今日の成果は誰の目にも明らかだ。だから対外交流においても中国は『持久戦』を堅持しなければならない。止まってはならない。努力し続けないと」と語った。

外国メディアの中国に対する「虚偽」報道について、クーン氏は、「政治体制の違いから、外国メディアは中国を見るときに色眼鏡をかけ、常に一部の事実を捻じ曲げようとする。その一方で中国人は西側メディアがいうことはすべて間違いだと認識している。だが彼ら(西側メディア)は確かに中国の問題を指摘している。一番の問題は西側メディアが中国の成果を避けて語らないことだ。中国人の個人の自由が進歩したことを語らないから、中国に不利な報道ばかりが積み重なっていくことになる」と言及した。

中国人は今日、個人と社会において西洋人と同じ自由を享受している。西側メディアが存在する問題を指摘する際、本当の成果とは何かをわかっていないことこそが大きな問題だ。中国がやらなければならないことは、自国の真の成果、特に個人が享有している自由を知らしめることだ。それが全世界の注目を集めることになる、とクーン氏は語った。

西側メディアのもう一つの問題は、中国の指導者に対して間違った認識をもっていることだ。今の中国の指導者と直に接触すれば、彼らがいかに博学で、すばらしい教育を受け、世界を非常に理解し、どこに中国の問題点があるかはっきり認識していることを知るだろう。

過去数十年を振り返り中国の指導者の異なる点について、クーン氏は「今日の中国の指導者と将来の彼らの後継者は非常に独立している。彼らは前任の指導者を模範としているからだ。変化の過程において、中国は経済大国となっただけでなく、政府と社会も徐々に世界と同じ方向に進んできた。共産党は執政党として、多くの責任を担い、より先進的な方法で国を治めなければならない。今の中国の指導者はこの点をはっきり自覚している」と語った。

「人民網日本語版」2010年9月10日

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