中国代表団の報道官は29日に「中日双方が東海石油ガス田の開発をめぐる協議を再開するという報道は事実ではない」と発表した。
この日の午後、ある記者が「報道によると、日本の前原誠司外相が中日外相会合の際、双方が東海石油ガス田の開発をめぐる協議を再開することで合意したと発表した」と述べたことを受け、中国代表団の報道官は「関連報道は事実ではない。中国の楊潔チ外交部長は、『日本側は同じ方向を向いて行動すべきだ。東海問題の原則的共通認識の実行のために雰囲気と条件を作るべきだ』と述べた」と説明した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年10月29日