領有権をめぐり日本が中国やロシア、韓国と対立する南クリル諸島(日本名・北方領土)や独島(日本名・竹島)、釣魚島(日本名・尖閣諸島)、沖ノ鳥岩礁に本籍地を移す日本人が増加傾向にあり、1月時点で計約520人に上ることが20日、関係市町村への取材で分かったと共同通信社が伝えた。
中国のメディア関係者、莫邦富氏はこれに対し、転籍は細かいことに注意を払う日本の国民性が現れているとしつつ、13億の中国人が釣魚島に転籍しても問題が解決できないのと同じで、これは自己満足に過ぎず、その効果はあまり期待できないと指摘した。また、「民主党政権の外交は荒々し過ぎる。勇敢な発言で領土問題が解決するわけではない。日本は冷静になり、日本の政治家は外交用語を学ぶ必要がある」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月21日