楊潔チ外交部長は7日午前、第11期全人代・第4回会議の記者会見で、中国の対外政策や対外関係について質問に答えた。
ロイター通信記者:昨年中米関係にいくつか摩擦が生じた。特に米国の対台湾武器輸出に関し、中米関係は緊張した。中米関係の発展についてどう見ているか。
楊部長:現代はグローバル化の時代だ。平和を求め、発展を図り、協力を促す時代だ。このため一部の国々はパートナー協力を推進している。これは潮流であり、人心の向かうところ、大勢のおもむくところだ。
中米両国は共に世界と地域に重要な影響力を持つ国だ。両国間の協力パートナーシップ構築は時代の発展における要請であり、両国が協力を深める上でも必要だ。私は米国でも中国同様に、中米関係の処理に関して、新たな情勢の下では新たな思考が必要であり、新たな時代においては新たな良い雰囲気の醸成が必要だということを認識する人々が増えていると思う。
両国元首は中米関係の将来の発展について、すでに方向性を明らかにした。われわれが現在すべきはこの勢いに乗じて行動し、前進することだ。着実に両国元首間の合意を実行し、両国の協力パートナーシップを推進しなければならない。
「人民網日本語版」2011年3月8日