バイデン副大統領、四川大学で中米関係について演説

バイデン副大統領、四川大学で中米関係について演説。 中国を訪問している米国のバイデン副大統領は20日午後、北京を離れ、特別機で四川省の省都成都に向かった。成都では習近平国家副主席とともに2008年の四川大地震で被害のあった郊外の青城山高校と都江堰水利施設を見学する…

タグ: 米国 バイデン 大統領 訪問

発信時間: 2011-08-21 14:29:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国を訪問している米国のバイデン副大統領は20日午後、北京を離れ、特別機で四川省の省都成都に向かった。

成都では習近平国家副主席とともに2008年の四川大地震で被害のあった郊外の青城山高校と都江堰水利施設を見学し、四川大学で中米関係について講演した。

バイデン副大統領は演説の中で、「米国は米中間の健全な競争を歓迎し、他の国を代価にした一国の台頭に反対している」と述べ、「中国の発展は米国にとっても、世界にとっても積極的な意義があり、世界の経済発展や社会の繁栄を促す原動力になるだろう」と語った。

演説の中で、バイデン副大統領は、中国国民の渡米ビザの手続きが長時間かかる問題を改善するため、米国側は査証制度を見直すほか、輸出規制を改革し、数項目の対中輸出禁止令を解除することなどを明らかにした。

また、中米間の貿易については、「去年、米国企業の対中輸出額は1100億ドルに達し、米国で数十万人の雇用を創出した」と述べ、「中米間の経済貿易協力を進めることは、両国と両国民に恩恵をもたらしており、これを両国の人々に意識してほしい」と期待を寄せた。

米国の信用格下げによるグローバル的な憂慮について、バイデン副大統領は、「米国経済は柔軟性と活力に溢れ、自己修正の力がある。米国国民は国の持続的な繁栄に大きな自信を持っている」と強調した。

「中国国際放送局 日本語版」より 2011年8月21日

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