今月の18日は「九・一八事変」の80周年に当たる。中国の新聞「人民日報」はこの日に社説を発表し、「国辱を忘れず、共同で祖国の復興に努力しよう」と国民に呼びかけた。
社説は「80年前に起きた旧日本軍による『九・一八事変』は中華民族の抗日運動を激発させた。これは、中華民族が民族の独立と人民の解放を求める自信と能力を表したばかりでなく、中華民族が偉大な復興の過程で全国民の自覚を実現させた転換点を示している」と指摘した。
また、「歴史は中国共産党の確固たる指導が中国社会の変革と発展、進歩を推進するための根本的な保証であることをはっきりと示している。中華民族の子孫は団結を固め、民族の精神を発揚し、民族の偉大な復興を推進する巨大な力となるに違いない」と示した。
さらに、「今、中国の現代化建設は各国の注目を集めるほどの成果を挙げ、中華民族の様相も歴史的な変化を起こした。中国人民は国家の富強と人民の幸福という目標と、民族の復興を実現させる中国の特色ある社会主義の道を見つけた」とし、この道を歩む国民は発展という第一の急務を堅持し、共に中国の実力を向上させ、富強と民主、文明、調和のとれた新たなイメージを持つ中華民族が世界の東方に立てるよう努力するよう呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年9月18日