G20首脳会議の3大議題

G20首脳会議の3大議題。 フランス・カンヌで3、4の両日開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(カンヌ・サミット)が世界経済の回復と成長、国際金融市場の安定維持に重要な影響を及ぼすことは間違いない…

タグ: G20,中心議題

発信時間: 2011-11-03 09:57:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■国際通貨制度改革の推進

2008年の世界金融危機以来、危機の再発を防ぐために、国際通貨制度の改革と金融監督の強化がG20首脳会議の重要議題となった。アナリストは、世界経済が多くの不確定要素を抱える中、こうした問題はカンヌ・サミットでも引き続き重要議題になると指摘する。

先日のG20財務相・中央銀行総裁会議は、より安定した、よりリスク対応能力のある国際通貨制度を構築して、国際通貨基金(IMF)の監督機能と支援手段を一層整え、IMFが十分なリソースに基づき役割を発揮できるようにすることで合意した。また、引き続き金融部門改革を推し進め、システム上重要な金融機関(SIFIs)、影の銀行システム、店頭デリバティブ市場への監督を強化する方針を確認した。

国際通貨制度改革についてアナリストは、現行の通貨バスケット基準を尊重した上で特別引出権(SDR)通貨バスケットの改革を行い、SDRの代表性、安定性、吸引力を高めるべきだと指摘する。

金融監督について世論は、金融安定理事会(FSB)など国際組織や各国がG20首脳の合意に基づき、既定のタイムテーブルに沿って金融部門改革を着実に推進し、格付け機関への監督強化に関する改革をさらに推し進めることを歓迎している。

「人民網日本語版」2011年11月3日

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