サイバー攻撃発信地に関する英首相顧問の発言は無責任

サイバー攻撃発信地に関する英首相顧問の発言は無責任。

タグ: サイバー攻撃,英国

発信時間: 2011-11-04 09:46:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部の定例会見で2日、洪磊報道官が記者の質問に答えた。

--ネット問題に関する国際会議が1、2両日にロンドンで開催された。中国の参加状況や立場についてうかがいたい。また、英首相のネットセキュリティ顧問が一部のサイバー攻撃について中国やロシアとの関係を示唆したことについて、コメントは。

英国は11月1日から2日までネット問題国際会議を開催した。ヘイグ英外相の招待で中国外交部や国務院新聞弁公室など関係機関が合同で出席し、積極的に議論に加わった。国連の枠組みで国際社会がサイバー空間の国際ルールを制定する過程で、ロンドン会議や関係フォーラムでの議論が有益な補完作用を果たすことを希望する。

中国は最も多くのインターネット利用者を擁す国であると同時に、サイバー攻撃やネット犯罪の主要被害国の1つだ。中国政府はネット分野の国際交流・協力を一貫して重視し、積極的に参加している。各国と共に平和で安全かつオープンなサイバー空間秩序を構築したい。

質問にあった一部の人間の発言に関しては、サイバー攻撃には国際性や匿名性などの特徴があり、調査を経ずに攻撃の発信地を憶測で判断するのはプロフェッショナルでないし、無責任だということを指摘しておきたい。国際社会が先入観をすて、緊密に協力することを心から希望する。そうしてこそ、ネット上の各種脅威への効果的な対応が可能になる。

「人民網日本語版」2011年11月3日

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