中国ASEAN(東南アジア諸国連合)センターは16日、北京で設立祝賀レセプションを開いた。中国の楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)外交部長とASEANのスリン事務局長があいさつした。
楊外交部長は「今年は中国とASEANの対話関係樹立20周年にあたり、センターの設立は関係樹立20周年に花を添えた」と述べ、試験オープンした8月以降にセンターが行ってきた活動を高く評価した。
さらに次のように表明した。センターが自身の優位性を生かして、中国とASEANの善隣友好と相互信頼を促し、実務協力を推進し、友好のよしみを伝えることに重要な役割を果し、双方の戦略的パートナーシップの発展のために積極的に貢献することを望んでいる。センターの本部は中国に置かれており、中国政府はセンターの運営を積極的に支援し、便宜を提供していく。
スリン事務局長は次のように表明した。センターの設立は、中国とASEANの対話関係樹立20周年を祝賀するイベントを盛り上げた。ASEAN各国政府はセンターの活動を重視し、支持している。センターが多彩なイベントやプロジェクトを通じて、中国とASEANの貿易、投資、教育、文化、観光分野の協力を促し、双方の19億にのぼる国民の相互理解と友情を深めることを望んでいる。ASEAN事務局はセンターとの協力を緊密にし、中国とASEANの友好協力を促していく。