アルゼンチン紙は2月18日、「2012年勃発する可能性がある5つの戦争」と題する記事を掲載した。
1、 イランとイスラエル 緊張と制裁
核開発をめぐるイランと西側諸国の関係悪化を背景に、イスラエルは、イランに対して空中打撃を与える可能性を明らかにした。イスラエルによるこのような発表はここ数年で初めてとなる。
2、 シリアの内戦 バッシャール氏の抵抗
バッシャール・アル=アサド政権による反対派への鎮圧は、騒乱が起きていない他の都市にも飛び火するだろう。11カ月間も続いたこの衝突が内戦にエスカレートする可能性もある。
3、 アフガニスタン 戦争につぶされた国家
数千人の犠牲者を出した10年間に及ぶ戦争は、アフガニスタンを崩壊国家にした。タリバンによる武装反乱は国が直面している最大の脅威である。
4、 ケニアからの打撃 青年党が直面する脅威
ケニアは2011年10月、イスラム反政府勢力「青年党」を国境地帯から駆逐するため、ソマリアで軍事活動を起こした。その行動は、次第にソマリアの大部分に及ぶ戦争に発展した。ケニアの軍隊は現在、ソマリア中部と南部で、青年党に占領されたいつくかの都市を攻撃している。
5、 スーダンと南スーダン 国境沿いの衝突
南スーダンは2011年7月に独立した。これにより長年続いた闘争は円満に終わったと見られたが、この2つの原油生産国の国境沿いにおける衝突は今も続いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月20日