国防部の28日午後の定例記者会見で耿雁生報道官が質問に答えた。
----ベトナムの戦闘機がいわゆる巡視活動中に三沙市の領空に侵入した場合、中国軍はどのような対応をとるか。
中国軍は国家の領土主権と海洋権益を守る責務を常に担っており、これは三沙市の設立の有無と直接の関係にはない。われわれはいかなる軍事的挑発行為にも断固反対する。国家の安全保障上の利益を脅かす行為に対して、中国軍は規定に基づき相応の行動をとる。
南沙諸島とその周辺海域に対して中国は争う余地のない主権を有する。国家の主権、安全、発展上の利益を守るため、すでに中国軍は管轄海域で常態的な戦備パトロール制度を構築した。国家の領土主権と海洋権益を守るとの中国軍の決意と意志は確固不動たるものだ。
■黄岩島(スカボロー礁)問題について
われわれは国の統一的計画の下、自らの職責と使命を断固として履行する。
「人民網日本語版」2012年6月29日