中国の胡錦涛国家主席は29日に香港で特別行政区の曾蔭権行政長官と会談した。
会談の中で胡錦涛国家主席は、「曾蔭権行政長官が引き続き香港の発展に関心を寄せ、次期行政長官である梁振英氏と新たな特別行政区政府の施政を支持し、一国二制度の実践が香港でより大きな成功を収めるために力を尽くし、貢献してくれることを期待する」と述べた。
これに対して、曾蔭権行政長官は「中央政府の香港に対する関心と強力な支持に感謝する。中央政府の支持があってこそ、香港は金融危機を乗り越え、国際金融、貿易、港運センターの地位を保てるようになった」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2012年6月30日