中国初の航空母艦が海軍に引き渡されると、「空母」が再びホットな話題となった。航空母艦(Aircraft Carrier、略称は空母)は、艦載機を主要作戦能力とする大型の水上艦だ。空母の登場は人類の戦争にとって歴史的な事件である。空母はこれまで平面的であった海戦を立体的にし、現代の海戦を誕生させた。
強力な空母艦隊は、対空・対艦・対潜水艦・対地の作戦能力を一体化している。空母艦隊は強力な作戦能力を持つため、「海の覇者」とも呼ばれる。
中国初の空母「遼寧」は9月25日、計画通りに建造と試験航行を完了した。同空母は2012年5月、試験航行を実施した。
同空母が港に停泊する様子。
中国初の航空母艦「遼寧」は計画通りに建造と試験航行を完了し、25日午前に中国船舶重工集団公司大連造船場により正式に海軍に引き渡された。中央軍事委員会の批准を経て、同空母は「中国人民解放軍海軍遼寧艦」と名付けられた。船体番号は「16」。「遼寧」は配備後、関連の科学研究試験や軍事訓練などの業務を展開する。