世界各国からの注目を集める中、中国共産党第18回全国代表大会(党大会)が8日、人民大会堂で開幕した。会議に出席する代表・特別招聘代表の数は2300人以上に達したが、取材・報道のために会議を訪れた国内外の記者の数はさらに多く、2700人あまりに達した。新華網が伝えた。
第18回党大会プレスセンター主任の●恵生氏は「党大会の記者の数が代表の数を上回ったのは党大会の歴史上初めて。記者数の増加は、世界からの注目度が高まったことを示す一方で、中国共産党の開放的な姿勢も体現されている。国内外の記者は、党大会の重要情報や、中国の今後の方向性に関する多くの情報を取得し、世界に伝えることができるようになった」と語る。
今大会では、国内外のメディアに開放する様々な措置が講じられている。記者は開幕式・閉幕式の取材・報道が可能となったほか、代表団の報告審議を聴講することもできる。大会のプレスセンターでは記者会見、合同取材などが頻繁に行われ、代表に単独取材を申し込むこともできる。
北京駐在歴2年というオランダ「De Telegraaf」紙の記者は8日、「プレスセンターは記者会見など各イベントのスケジュールを発表し、様々なガイドも提供している。サービスに満足している」と語る。
●濯からさんずいを取った字
「人民網日本語版」2012年11月9日