中国の傅瑩外務次官は17日の記者会見で、「カンボジアのプノンペンで開く東アジア首脳系列会議で、中国は協力に関する多くの提案を提起する」と表明した。
傅次官はその中で、中国の温家宝総理の同会議への出席と、カンボジア及びタイへの公式訪問について、「東アジア首脳系列会議で、中国は自由貿易エリアの構築や科学技術の協力などの分野について新しい提案を提起し、双方の自由貿易協定に関する枠組み内の新しい協定2件に調印する」と紹介した。
これまでに、行った東アジア諸国間協力について、傅次官は「まず、関係各方面が認める協力方式を形成した。次は、東アジアの実情に適う協力の道を確立した。更に、平和かつ安定した東アジアの発展の勢いを維持してきた」という考えを表明した。
「中国国際放送局 日本語部」より2012年11月18日