外交部の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、米国のアジア太平洋戦略に関する質問に「アジア太平洋への米国の建設的参与を希望する」と表明した。
--オバマ米大統領は就任後初の外遊にアジア太平洋地域を選んだ。米高官は最近、軍事、外交、経済、文化を含むアジア太平洋「リバランス」戦略が第2期オバマ外交の重要な一部となり、経済要素が外交政策においてより重要な位置を占めるようになると表明した。
アジア太平洋「リバランス」戦略が経済協力をより重視するものになるとの米側の表明に留意している。米国がそのアジア太平洋戦略を、平和を図り、発展を求め、協力を促すという時代の潮流と域内諸国共通の願いにより合致した方向へと調整することを歓迎する。米国および域内諸国と共にアジア太平洋の平和・安定・繁栄を促したい。中国は開かれた、あまねく広がる、ウィンウィンのアジア太平洋観を守り通している。アジア太平洋への米国の建設的参与を希望する。
「人民網日本語版」2012年11月20日