大型輸送機を開発中
27日、某メディアによって大型の無人攻撃機が近く初飛行すると伝えられた。これについて楊報道官は、中国の国際的地位にふさわしく、国の安全保障と利益拡大を実現する強大な軍隊を建設するため、どんなときも、いかなる新型武器の試験飛行、実験、試作、進水を実施することも正常な動きであり、大げさに驚いたり深く分析する必要はないと話した。
また、このほど公になった中国初の軍事用大型輸送機「運20(Y-20)」の関連状況について、国民経済と社会発展のニーズに合わせ、軍隊の現代化建設に貢献し、救助・救済、人道主義救援などの緊急任務をより着実に遂行するため、中国は自力で大型輸送機の開発を行っており、研究・開発は計画通り進んでいると明かした。
殲11(J-11)の訓練は他国に向けたものではない
広州軍区空軍の殲11(J-11)戦闘機部隊は近ごろ、遠く離れた西蔵(チベット)自治区のある飛行場に進駐し、青蔵高原で高度な実戦訓練を頻繁に実施している。ある記者は、報道官に訓練に関する説明を求め、「中国空軍の実力は隣国のインドに勝っているか」と質問した。楊報道官は、「これは年度計画に盛り込まれている定期的な訓練であり、他国や特定の目的に向けたものではない。中国とインドの空軍の実力差について、私たちは、中国は防御目的の国防政策を一貫して実施しており、いかなる国とも軍備を競わないと何度も表明している」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月28日