日メディア:中国海軍の第2列島線接近は予想より早い

日メディア:中国海軍の第2列島線接近は予想より早い。 中国海軍が小笠原諸島、グアム、サイパンからパプアニューギニアに至る第2列島線に接近するのは、日本の予想より早いと考えられる…

タグ: 海軍 列島線 巡視 公船 釣魚島

発信時間: 2013-06-06 14:54:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の「産経新聞」は6月4日、帝京大学の志方俊之教授が寄稿した「中国軍の第2列島線進出が迫る」という見出しの文章を掲載した。以下はその内容。

5月、中国の潜水艦は立て続けに3度、日本の南西諸島の接続水域を航行した。釣魚島周辺で、中国公船による日本の領海の「侵犯」は常態化している。さらに、釣魚島周辺海域で、中国海軍艦艇は海上自衛隊の護衛艦に射撃管制レーダーを照射した。中国は巡航だけでなく、軍事的な活動も行っている。

潜水艇が日本の南西諸島の接続水域を立て続けに通過したのは、釣魚島問題だけが理由ではない。単に軍事面から分析すると、急激に膨張する中国海軍の活動範囲は沖縄、台湾、フィリピンからブルネイに至る第1列島線を越えている。

日米韓3カ国は九州西部の東中国海で合同演習を実施し、米原子力空母ニミッツも同海域に派遣された。中国の潜水艇が接続水域を通過したのはこの演習を監視するためである。また、探知されることを承知した上で存在感を示し、日本の反応を探るためでもある。

中国の軍事力の拡張速度は国内総生産(GDP)成長率の約3倍に相当し、中でも海軍力は最も速いペースで発展している。中国の海軍の発展は潜水艦の作戦能力の増強から始まった。サイバー戦などの新しい軍事技術も取得できることから、「後から来た者が追い越す」という優位性が形成されやすい。中国海軍が小笠原諸島、グアム、サイパンからパプアニューギニアに至る第2列島線に接近するのは、日本の予想より早いと考えられる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月6日

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