中米首脳の歴史的節目となる会談の準備が進む中、日本国内の多くの人は、オバマ大統領がアジア太平洋リバランス戦略の観点を変えるという懸念に陥っている。米ウォール・ストリート・ジャーナル誌のウェブ版が伝えた。
7日より2日間に渡り開かれる会談の中で、オバマ大統領と習近平国家主席は両国間の最も重要な問題について詳細に議論し、リラックスした環境下でプライベートな関係を発展させる。米国が中国の支援に着眼し、日本の懸念を重視しないアジア戦略を始めることが、日本によって懸念されている。
中国の国家主席が今回訪米する際に受ける待遇と、日本の指導者が2月に訪米した際の待遇を比較することで、その開きに対する懸念が生まれる可能性がある。ホワイトハウスは習国家主席からの通知を受けると、すぐに接待の準備を整えた。この中国の指導者は、丸2日間をかけて、オバマ大統領とカリフォルニア州の避暑地で一対一の会談を行う。双方は堅苦しい礼儀を抜きにして、この「ノーネクタイの会議」をよりプライベートな雰囲気にし、主題に直接入ろうとしている。これと比べ、オバマ大統領の過密スケジュールにより、安倍首相は慌ただしい訪米の予定を1ヶ月先延ばしにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月8日