華春瑩報道官
外交部(外務省)の華春瑩報道官は1日の定例記者会見で「近年、『東トルキスタン』テロ勢力と国際テロ組織は結託を強化し続け、中国の国家の安全を深刻な危険にさらし、他の国々の平和と安定も脅かしている」と表明した。
記者:新疆暴力テロ襲撃事件には国外のテロ勢力が関係しているか?
華報道官:新疆で最近起きた暴力テロ襲撃事件については、すでに新華社が十分な報道を行なった。事実は非常にはっきりしており、性質も非常に明確だ。「東トルキスタン」勢力を代表とする国内外の「3つの勢力」(分離独立派、宗教過激派、テロリスト)は中国分裂の目的を達成するため、反中分裂活動に長年携わり、さらには国際テロ勢力を結託して新疆で大量の暴力テロ活動を画策し、実行し、新疆の発展と安定を破壊し、無辜の市民の死傷と物的被害をもたらし、中国の国家の安全と地域の平和・安定を深刻に脅かしている。中国政府は暴力テロ勢力と暴力テロ活動を厳しく非難し、断固として打撃を加え、法にのっとって暴力犯罪者を厳重に処罰し、新疆各族民衆の生命と財産の安全を守り、新疆の民族団結と発展・安定を維持する。
国際社会はこれに強い警戒を維持すべきだ。中国側は引き続き関係国との協力をさらに強化し、「東トルキスタン」テロ勢力を含むテロ組織に共同で打撃を加える。