中国国防省の楊宇軍報道官は29日に開かれた中国国防省の定例記者会見で、「日本の動向に対して、アジア隣国は警戒心を高めなければならない。中国は日本の動向を注意深く見守っていく」と述べました。
日本がヘリ空母を開発した問題について、楊宇軍報道官は、「ここ数年、日本は軍備を大いに発展させ、軍事議題を絶えず強調し、隣国との主権紛争の問題で頻繁に地域の緊張情勢を起こしている。日本のこうした一連の行動に対し、アジア太平洋諸国は警戒心を高め、また注目すべきだ。日本は歴史を鑑みにし、真剣に反省し、地域の平和と安定に有利なことを多くやるべきだ。我々は引き続き日本の関連動向を注意深く見守っていく」と述べました。
また、注目される中国国産の空母の発展状況について、楊報道官は、「遼寧艦は中国初の空母であるが、唯一の空母ではないはずだ。今後、国防と軍隊建設の必要に応じて様々の面の要素を総合して空母の開発と建設問題を統括して考えていく」と述べました。
「中国国際放送局 日本語部」 2013年8月31日