歴史を認めずに、どうして「普通の国」を語れようか

歴史を認めずに、どうして「普通の国」を語れようか。 1945年8月15日、日本の裕仁天皇は降伏を宣言した。9月2日には日本と連合国軍が戦艦ミズーリ上で日本の降伏文書に調印し、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争は最終的な勝利を収めた。翌年から9月3日は抗日戦争勝利記念日となった。

タグ: 日本 反ファシズム戦争 歴史 68年

発信時間: 2013-09-03 13:35:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 1945815日、日本の裕仁天皇は降伏を宣言した。92日には日本と連合国軍が戦艦ミズーリ上で日本の降伏文書に調印し、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争は最終的な勝利を収めた。翌年から93日は抗日戦争勝利記念日となった。(文:銭利華・本紙特約論説員、全国政協委員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 日本は敗戦国の汚名をしっかりと刻印された。ポツダム宣言に基づき設置された極東国際軍事裁判は、「平和に対する罪」「人道に対する罪」によって日本の侵略行為の性質を決定づけた。19519月、日本はいわゆる「サンフランシスコ講和条約」を勝ち取るため、戦争犯罪行為の裁決を公に受諾した。この善悪の明白な歴史について、あろうことか戦後日本ではずっと論争が続いている。安倍氏は首相に返り咲いた後、そらとぼけて、あろうことか「侵略」の定義は定まっていないと述べた。敗戦が最大の過ちだったという日本の政治屋もいる。日本右翼はさらに白黒を逆さまにし、第2次大戦中の日本の侵略戦争を正義の戦争、大東亜解放戦争だったと言いなしている。日本では侵略戦争肯定論が大手を振るっている。

 日本は戦争責任と戦後の問題を徹底的に清算、解決していない。日本の各政権は政党政治の必要性と政治屋の政治的指向に基づき、当時の歴史について異なる釈明をしている。第2次大戦についての日本の認識について、米国はその責任を逃れがたい。米国は戦後、日本国憲法を制定し、民主改造を行った。だが冷戦が始まると、ソ連と共産主義に対処する必要性から対日政策を変更。直ちに日本を再武装させ、近代化を支援し、米国の世界戦略の1つの駒にした。

 日本は1868年に維新運動を展開し、脱亜入欧を図り、欧州に学んだ。当時欧州は海外を盛んに植民地化し、莫大な富を強奪していた。日本は喉から手が出るほど羨ましく、侵略・拡張の心を抑えられなかった。1879年には琉球を併呑。1894年には甲午戦争(日清戦争)を発動し、中国の台湾とその周辺島嶼および巨額の戦争賠償を強奪した。1904年にはロシアに対して海戦を発動。1937年には対中全面侵略戦争を発動し、すぐさま魔の手を他のアジア諸国にも伸ばした。日本の侵略者の犯した途方もない大罪は、人類の歴史における最も野蛮で最も残酷な1ページとなり、中国とアジア諸国に多数の死傷者と多大な物的被害をもたらした。
 

 日本は平和憲法に守られて、戦争が日本国民に与えた傷を癒し、高度経済成長を遂げ、軍事力を強大化し続け、アジアの大国、強国となった。明治維新後の日本の歴史が歪んだものだったとするなら、第2次大戦後の日本の発展も歪んだものだ。日本は「サンフランシスコ講和条約」を締結すれば、国際社会に融け込み、「普通の国」になれると考えた。だが第2次大戦の犯罪行為を徹底的に清算しなかったため、第2次大戦時の犯罪者が政府のポストにつき、内閣入りすらした。彼らが第2次大戦の侵略の歴史について正しい認識を持たず、戦争犯罪行為(南京大虐殺や慰安婦を含む)を認めようとしないことは、日本の新しい世代の歴史認識に影響を与えたのみならず、当時の歴史と日本史全体とを断絶させた。好き勝手に議論できる歴史にしようとの企てだ。

 今、安倍政権と日本右翼は第2次大戦の侵略の歴史を改めて否認し、憲法改正と自衛隊の国防軍化を騒ぎ立て、国の交戦権を追求している。その戦略的野心は明々白々であり、周辺国の強い警戒を招くのは必至である。歴史は鏡だ。自らの歴史を認めずに、どうして未来を語れようか。自らの過ちを認めずに、どうして身を修め、国を立てられようか。自らの侵略の歴史を認めなければ、かつての道を再び歩み、前轍を踏むことは免れがたい。このような国が普通の国なのか?日本の一部メディアですら、このような国は不健全な国だと考えている。日本に深刻に傷つけられたアジア諸国の目には、日本はなおさらに信用できなく映る。

 米国の人類学者、ルース・ベネディクトは1940年代、日本人の矛盾した性格についてこう論じた。「好戦的であると同時に温和、尚武であると同時に美を愛する、横暴であると同時に優雅、型どおりであると同時に適応性に富む、従順であると同時に支配されることに甘んじず、忠誠を尽くすと同時に信義に背き、勇敢であると同時に臆病で、保守的であると同時に新たな事物を受け入れることに長けている」。矛盾し、もつれたこうした性格は、日本の行動の分析には使えるが、日本が反省を拒絶し、歴史を否認する口実にはならない。

 反ファシズム戦争の勝利から68年が経った。歴史を銘記してこそ、ファシズムの再来を防ぎ、平和を期待することができる。歴史に真っ直ぐに向き合い、第2次大戦の「亡霊」を徹底的に清算してこそ、日本は真に「普通の国」となり、アジア各国・各国民の信頼を勝ち取ることができる。(編集NA

 「人民網日本語版」201393

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