中国海軍のミサイル駆逐艦「青島艦」、ミサイル護衛艦「臨沂号」と総合補給艦「洪沢湖艦」から成る113艦艇編隊は北京時間9月7日明け方2時30分(現地時間9月6日午前8時30分)、真珠湾に到着し、3日間に渡る米国公式友好訪問を開始する。パールハーバーこと真珠湾は、世界的に知られる天然の良港にして、米国が重要視する太平洋の海域でもあり、空軍基地が設けられている。
米海軍太平洋艦隊司令官のセシル・D・ヘイニー大将や中国の崔天凱駐米大使、現地の華人華僑の代表など200人あまりが厳粛かつ盛大な歓迎式に参加した。同行していた米海軍のミサイル巡洋艦「レイク・エリー」の乗組員らは、デッキで隊列を組み、中国海軍に敬意を示した。歓迎式では米海軍の軍楽隊が中米両国の国家を演奏し、中国海軍の隊員にハワイの少女らが美しいレイを贈った。
中国海軍113艦艇編隊の指揮官である魏鋼少将は「中米両国と両国海軍の協力の可能性は幅広い分野に及ぶものであり、我々は米海軍とともに新たな大国関係を築き上げていきたいと考えている。そうすることで、世界の平和と地域の安定を守ることに貢献したい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月9日