(3)人的・文化交流の拡大。中国はバーレーンに孔子学院を開設し、バーレーン側と「文化ウィーク」を相互開催し、青年を中心に民間交流を強化する。中国側はバーレーンを中国国民の海外旅行目的地国とすることを積極的に検討している。
(4)多国間協力の緊密化。双方が中国-アラブ諸国協力フォーラムの枠組みで協力を強化し、中国・アラブ諸国関係の発展を共に促すことを希望する。グローバルな重要問題や焦点となる地域問題についてバーレーン側と意思疎通や調整を保ち、地域の平和・安定と発展途上国の利益を共同で守りたい。
習主席はまた「中国と湾岸協力会議は互いに重要な政治、経済、貿易、エネルギー協力パートナーだ。双方は緊密で全方位的な友好協力関係を構築すべきだ。これは互いの共通利益に合致する。双方はできるだけ早く中国・湾岸地域自由貿易協定(FTA)交渉を再開し、ウィンウィンの協定を締結する必要がある。また、第3回中国-湾岸地域戦略対話を共同で成功させる必要がある。バーレーンは湾岸協力会議の今年の議長国であり、中国・湾岸地域関係の発展に積極的な役割を発揮してほしい」と指摘した。
会談後、両首脳はエネルギー、税務、衛生、金融、教育、文化など協力文書の調印式に揃って出席。共同声明を発表した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月17日