習主席の外遊について外交部がプレス・ブリーフィング 

習主席の外遊について外交部がプレス・ブリーフィング 。 習近平国家主席のインドネシア、マレーシア訪問ならびにアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席について、外交部(外務省)の29日の国内外プレス向けブリーフィングで、李保東、劉振民両外交副部長(外務次官)、兪建華商務部(商務省)国際貿易交渉副代表が説明した…

タグ: 習近平 APEC 公式訪問 首脳会議 

発信時間: 2013-09-30 13:32:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■APEC首脳会議出席について

今年のAPEC首脳会議は「強靱なアジア太平洋 世界成長のエンジン」をテーマに、ボゴール目標の達成、持続可能で公平な成長、アジア太平洋のコネクティビティについて主に話し合う。各エコノミーは域内経済統合、多角的貿易体制、経済構造改革などの問題にも注目している。これらはいずれもアジア太平洋地域各エコノミーが現在直面する問題と緊密に重なり、アジア太平洋地域の長期的発展とも緊密に関係する。

中国は会議が前向きな成果を上げることを支持する。また、世界経済の回復におけるアジア太平洋のリーダーシップの推進を主軸に、3つの目標の達成を目指してもらいたい。第1に、開放型経済の発展を提唱し、APECの一層のリーダーシップの発揮を促す。第2にアジア太平洋の経済状況と結びつけて、アジア太平洋の発展の展望は明るいとの前向きなメッセージを外部に発し、協力・ウィンウィンを推し進め、アジア太平洋の発展に対する国際社会の信頼を高める。第3に多角的貿易体制の支持、域内自由貿易協定の調整、アジア太平洋のコネクティビティとインフラ整備の推進など広範な分野で前向きで実務的な成果を一層上げる。中国は今回の首脳会議が成功裏に、順調に行われ、前向きで実務的、協力的な会議となることを希望する。中国はこのために建設的役割を発揮し、貢献する。

習近平主席のAPEC首脳会議出席は初めてであり、各方面から大いに注目されている。習主席は2つの会議で重要談話を発表。APEC・CEOサミットで基調講演し、各国首脳とAPECビジネス諮問委員会(ABAC)代表との対話に出席するほか、他のエコノミーの首脳または代表と会談する。首脳会議で習主席は世界経済情勢、多角的貿易体制の強化におけるAPECの役割、アジア太平洋のコネクティビティ、持続可能で公平な成長などの問題について見解を明らかにするとともに、来年のAPEC首脳会議主催に向けた中国側の考えを紹介する。CEOサミットで習主席は中国の経済情勢と今後の改革措置、およびアジア太平洋の将来の発展の方向性について見解を明らかにする。各国首脳とABAC代表との対話で、習主席はアジア太平洋経済など共通関心事について意見交換する。習主席の今回の出席はアジア太平洋経済の発展の促進、APECの役割の強化、域内協力プロセスの推進、中国と関係国との友好協力関係の深化に必ずや重要な役割を発揮すると信じている。

今回の首脳会議は世界経済情勢が喜びと懸念が共にあり、保護貿易主義がある程度台頭し、ドーハ・ラウンドが正念場にあり、アジア太平洋地域の経済統合が積極的に推し進められている中で開催される。中国は引き続き多角的貿易体制を断固支持し、域内経済統合を推進し、様々な形の保護主義に強く反対し、地域経済と世界経済の回復と成長を促していく。

公正、透明で差別的でない多角的貿易体制は各メンバー国の経済の回復と成長に安定した制度環境を提供し、APECメンバー国の共通の利益となる。今年12月の世界貿易機関(WTO)閣僚会議までまだ9週間ある。ドーハ・ラウンド「早期収穫」交渉はスパートをかける段階に入り、交渉の成否は世界経済と多角的貿易体制全体に直接影響を与える。APECの各エコノミーは今回の首脳会議で一層前向きで明確な政治的メッセージを発し、正念場にある交渉プロセスを推進すべきだ。中国は多角的貿易体制の主要ルートとしての役割を揺るぎなく守り、多角的貿易体制のより開かれた、公正で、バランスの取れた方向への発展を促していく。

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