日本の安倍晋三首相は16日の衆議院本会議で、9月の訪米時の講演で「もしみなさんが私を右翼の軍国主義者とお呼びになりたいなら、どうぞそうお呼びいただきたい」と発言したことについて「(中国の軍事費増加への)皮肉を込めて、あえてこの言い回しをした。会場にいた方々には私の意図は十分に伝わったと確信している」と釈明した。
朝日新聞の16日付記事によると、日本共産党の市田忠義書記局長は、国会での記者会見で「驚くべき、常軌を逸した放言の連続であり、首相としての見識を疑う。日中、日韓関係の改善において今最も重要なのは日本の歴史認識の問題だ。先の戦争を侵略戦争、植民地支配と明確に認めて謝罪することこそが日中、日韓対話を実現する前提条件だ。だが安倍首相は『もしみなさんが私を右翼の軍国主義者とお呼びになりたいなら、どうぞそうお呼びいただきたい』という挑発的発言をした。アジア外交を真面目に行う姿勢が全く見られない。安倍首相の口から出任せのでたらめな発言は、日本と他国との外交関係の正常な発展にますます困難をもたらす」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月18日