秦剛報道官
外交部(外務省)の秦剛報道官は14日の定例記者会見で、フィリピンの被災者に追加支援を行う方針を表明した。
--中国側はフィリピンの被災者に追加支援を行うと報道されている。追加支援を行うのはなぜか?
すでにこの場で数回述べたが、フィリピンが強い台風に襲われ、多数の死傷者と甚大な物的被害が出たことに、中国国民は深い同情とお見舞いの意を表する。われわれはフィリピンの人々にできる限りの人道支援を行う意向だ。支援規模については、被災状況の推移に従い絶えず調整し、変っていく。フィリピンに対する支援が1回限りのものだと私が言ったことはないと覚えているはずだ。私は最初から、被災地の状況と被災国のニーズを見て、被災者への人道支援を検討すると表明した。
--中国からフィリピンへの追加支援は1000万元相当の物資か、それとも1000万元の資金か?支援の具体的状況について紹介していただきたい。
もう一度繰り返すが、われわれは最初に、中国政府がフィリピンに10万ドルの人道的な緊急被災者救援資金援助を行い、中国赤十字からフィリピン国民に10万ドルの人道的な緊急被災者救援資金援助を行うことを発表した。このほどわれわれは、フィリピンの被災者にテント、毛布を含む1000万元相当の人道支援物資を提供することを決定した。テントは数千張、毛布は1万枚以上に上る。こうした支援は早急に被災地に届き、中国国民のフィリピン国民への気持ちが伝わると信じている。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月15日