また「中国とEUは首脳会議および各対話制度の役割を十分に発揮して、相互信頼を強化し、世界的、地域的な重要問題について意思疎通を強化し、世界と地域の安全・安定を共に守る必要がある。貿易・投資協力を拡大し、投資協定交渉を推進し、様々な形の保護主義に反対し、開放型世界経済の発展を促す必要がある。EU側が中国企業によるEUでの経済・貿易協力実施に良好な環境を整えることを希望する。双方は『中国・EU協力2020戦略計画』をしっかりと策定し、都市化、科学研究・革新、航空・宇宙、グリーン経済など協力の成長源をしっかりと育成し、開発して、より高く、より新しく、より最前線の分野での中国・EU協力の邁進を促す必要がある」と強調した。ファンロンパイ議長とバローゾ委員長は「EUと中国は共に世界の平和、安全、繁栄を促進する重要なパワーだ。包括的・戦略的パートナーシップの構築から10年で、双方の協力は日増しに揺るぎないものになり、強化され、互いに重要な協力パートナーとなった。EUは中国の発展の多大な成果を高く称賛し、中国の改革の全面的深化を支持する。中国が発展の勢いを維持することは、EUにとって重要だ。EUも改革に尽力し、統合プロセスを推進している。EUと中国は平和で公正な、繁栄する世界を実現するという夢を共有している。EUと中国は各自の発展の道において、互いに支持し合い、助け合う必要がある。中国側の信頼と支持に感謝する。中国との対話を継続し、相互信頼を深化し、協力を拡大し、投資協定交渉を一日も早く妥結し、国際・地域問題で意思疎通や調整を強化し、EU・中国関係の一層の発展を促したい」と表明した。(編集NA)「人民網日本語版」2013年11月21日