米国による軍事同盟の強化、世界に貢献せず

米国による軍事同盟の強化、世界に貢献せず。 米国の現在の軍事同盟は、多国間・二国間によらず、いずれも第二次世界大戦後の冷戦時代に、軍事的な覇権を求めるために結んだものであり、新たな時代とは相容れないものとなっている。同盟国間の不協和音が増加しており、同盟内の関係にもある質的な変化が徐々に生じている…

タグ: 軍事同盟 日本 軍事費 NATO

発信時間: 2013-11-21 14:26:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

平和・発展を基調とする新たな時代において、米国の軍事同盟の国際関係における地位と役割が低下を続けている。その堅固で力強い同盟関係を誇張すれば、崩壊を加速するだけだ。NATOは米国の最も重要な軍事同盟だが、正確な戦略方針を見つからないことから、近年の新たな軍事行動がEU諸国の国民から強い批判を受けており、賛成者は数えるほどしかいない。欧州の同盟国の多くは軍事費を削減しており、NATOおよび新たな軍事行動に力強い資金援助を提供できない。NATOの東・南への拡大はすでに終わりを迎えたかのようで、新たな進展が得難い。アジアに向かい開拓すれば、安倍内閣の釣り針にかかり、大きな災いを引き起こし、NATOに深刻な損失をもたらすことになる。

平和・発展のグローバル化の時代において、米国が軍事同盟の強化、武力の濫用により世界をコントロールしようとしても、功を奏さないばかりか自国を傷つけるだろう。米国は世界平和の発展の流れを認識し、軍事同盟強化を諦め、同時に安倍内閣に平和的な発展の道を歩み、軍拡により戦後の国際秩序を破壊しないよう促すべきだ。米国はこれによって初めて、世界・アジア太平洋の平和・安定に対して建設的な役割を演じることができる。(筆者:呉祖栄 中国国際問題研究基金会米国研究センター執行主任)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月21日

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