馬大使は「オーストラリア側が中国の東中国海防空識別圏設定に対してとやかく言っていることに、中国側は強い不満を表明する。中国の東中国海防空識別圏設定は国際法と国際的慣例に合致しており、中国の正当な権利だ。中国側のこの措置は国家の主権と領土領空の安全を守り、飛行秩序を維持するためであり、いかなる特定の国や目標も念頭に置いていない。オーストラリア側の不当な非難は、全く受け入れられない」と指摘。
さらに「現在中豪関係は重要な発展段階にあり、重要な協力協議を多く抱えている。中国はオーストラリア側に対して、中豪協力関係が損なわれないよう、領有権争いにおいて一方の側につかないとの約束を守り、中国の東中国海防空識別圏設定に対する不当な非難を止めるよう促す」と指摘した。
中国側は北京でオーストラリアの駐中国臨時代理大使を呼び出し、厳正な申し入れも行った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月28日