安倍晋三首相は12月26日、国際社会の強い反対を顧みず、14人のA級戦犯が祀られている靖国神社の参拝を敢行し、各国国民の強い不満を招いた。ドイツのネットユーザーも、中国網に対して憤りを示した。
公務員を定年退職したドイツのクラウスさんは、「欧州人にとって、中日関係は往々にして複雑で、判断が困難だ。しかし靖国神社の参拝、戦犯に祈りを捧げることは、第二次世界大戦で苦しめられた人々の感情をまったく顧みない、非人道的な行為だ。私は2013年9月に南京大虐殺紀念館を訪れたことがあるため、自分が何を表現したいかを理解している。ドイツ人として私は深く心を動かされ、衝撃を受けた。日本のファシズムは30万人の南京市民を殺害し、中国のその他の地方でも罪を冒した。映画『ジョン?ラーベ』も、この大虐殺を記録している。日本政府は中韓の国民に罪悪感を示し、今後は同様の挑発行為に出るべきではない」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月29日