周辺情勢および海外の利益保護の需要により、海軍は中国が2013年に優先的に発展させた軍事力となった。中国海軍は2013年に、少なくとも1隻の052D型駆逐艦、2隻の052C型駆逐艦、6隻の054A型護衛艦、18隻の056型護衛艦を進水・就役させており、その他の数隻の駆逐艦も建造中だ。
専門家は、「新たに配備された駆逐艦・護衛艦は、051型や053型など旧式戦艦の退役後の空白を埋めた」と指摘した。そのうち海上試験中の052D型は、海軍が建設中の空母艦隊の強力な「用心棒」となる。056型の就役は、近海の総合的な対潜能力を強化した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは以前、「日本の海上自衛隊は中国海軍と比べ、二つの強みを持つ。一つ目は大型艦艇の数と性能で、二つ目は対潜能力だ。その対潜能力は、米国に次ぐ水準に達する。これと比べ、中国の対潜能力はスタートラインを切ったばかりだ。しかし中国海軍の発展の加速度は、日本を上回る」と伝えた。
海軍建設は外国からこれまで、中国国防戦略のバロメータとされてきた。米国防総省の報告によると、中国はすでにアジア最大規模の海軍を持っている。中国海軍は79隻の主要戦艦、55隻以上の潜水艇、55隻の中・大型揚陸艦、約85隻の小型ミサイル艇を持つ。
キングス・カレッジ・ロンドンのジェフリー・ティル教授は、「作戦行動能力の面で、海上自衛隊は依然として先んじているが、中国海軍の学習の曲線も安定的に上昇している。時間が経てば、海上自衛隊を抜くことができるだろう」と予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月7日