シカゴの日本総領事館前でシカゴの30余りの社会団体の代表が安倍氏の靖国神社参拝に抗議した。
■政府要人に賛同を求める
華僑・華人は抗議以外に、パブリック・ディプロマシーの強みも発揮し、在留国政府の賛同を得ることを目指している。オーストラリアの華僑・華人および華人社会団体のトップら50人余りは10日、同国のアボット首相に連名で書簡を送り、安倍の靖国参拝に強く抗議するとともに、国際社会に向けて正義の声を発し、人類の良識に挑戦する日本指導者の行為を強く非難するようオーストラリア政府に求めた。
書簡は「安倍晋三の行為は人類の良識に逆らう、正義に対する挑戦である!われわれは恨みたいのではないが、毎回怒らざるを得ない。われわれは過去は過去として未来に向かいたいが、われわれの傷口に塩を塗り続ける者がいる。われわれは平和と繁栄を渇望しているが、この世のものとは思われぬほど残酷な場景が再び現れることを懸念せざるを得ない」と表明した。
オーストラリアの一般市民の一部も在オーストラリア中国大使館への手紙や電話で、安倍の靖国参拝に対する中国政府の抗議と批判への支持を次々に表明。一部の市民は「A級戦犯を祀る靖国神社を日本の首相が参拝することへの中国政府の反対を完全に支持する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月15日