日本の共同通信社が25、26両日に実施した全国電話世論調査によると、憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認に反対するとの回答が53.8%を占め、賛成の37.1%を大きく上回った。
NHKの26日午前のテレビ番組では、自民党の推し進める憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使について、日本の各政党が討論した。自民党と連立政権を組む公明党の井上義久幹事長は「集団的自衛権の行使を認めないのが日本政府の一貫した憲法解釈だ。これを変更するというのなら、真剣に議論して、国民的合意を形成するとともに、国際社会に理解を求めなければならない」と表明した。
最大野党・民主党の大畠章宏幹事長は「憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認という軽率な行為を止めなければならない」と表明。日本共産党の山下芳生書記局長は「安倍内閣の言動は外交で問題を解決するという現在の世界の潮流に逆行しており、断じて認められない」と表明。社民党の又市征治幹事長は「憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認によって、日本は米国と一緒に海外で戦争を発動できる国になり、戦後歩んできた道程が覆される」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月27日