外交部(外務省)の華春瑩報道官は20日の定例記者会見で「日本による大量の核物質の国内保有には極めて大きな核安全保障上の潜在的危険と核拡散リスクが存在し、世界と地域の平和・安全に対する潜在的危害を軽視できない」と表明した。
華報道官は「日本は国内に兵器級を含む大量の核物質を保有し、敏感な核物質の深刻な需給不均衡をもたらしている。これには極めて大きな核安全保障上の潜在的危険と核拡散リスクが存在し、世界と地域の平和・安全に対する潜在的危害を軽視できない」と指摘。
「日本のこのやり方は、核拡散防止条約締約国および国際原子力機関(IAEA)構成国としての立場と符合しない。われわれは日本側に対して、核不拡散の国際義務を厳格に遵守し、敏感な核物質の需給均衡に関する国際的約束を的確に履行するよう改めて要求する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月21日