アメリカ陸軍のオディエルノ参謀総長は22日、北京で、「米国と中国両国の陸軍で対話制度を設け、年内にも一回目の対話を行う予定だ」と明らかにしました。 オディエルノ米参謀総長は、中国駐在米大使館での記者会見で、「今回の訪中は、去年の米中首脳会談後、軍の間での初の往来で、両国陸軍の間で対話制度を設けるため、話し合うためだ」と述べました。対話の議題には、人道主義援助や災害救援、平和維持活動及び各レベルの軍隊間の交流が含まれる、としています。
オディエルノ米参謀総長は「両国軍隊の間には多くの共通点がある。双方は、交流や対話、理解、相互信頼を重視している。米中両国は、太平洋地域にある重要な国で、経済発展における安定した環境をつくることは、大きな意義がある」との見解を示しました。
「中国国際放送局日本語版」2014年2月23日