外交部(外務省)の華春瑩報道官は25日の定例記者会見で日本政府に7つの問いを投げかけた。「兵器級プルトニウムは一体どれほどあるのか?」「分離プルトニウムは一体どれほどあるのか?」「なぜ兵器級プルトニウムを大量に保有する必要があるのか?」「なぜそれほど多くの分離プルトニウムを貯め込む必要があるのか?」「核安全保障上の問題と核拡散の危険性がないとどう保証するのか?」……
――日本の保有する核物質は需給不均衡との報道があり、分離プルトニウムは100年かけても使い終らないとする専門家もいる。これについてコメントは?
これらの問題はまさに国際社会が疑念や懸念を抱いていることだ。日本政府はまず次の点を明らかにすべきだと中国側は考える。日本に兵器級プルトニウムは一体どれほどあるのか?分離プルトニウムは一体どれほどあるのか?日本政府は次の点も明らかにすべきだ。日本はなぜ兵器級プルトニウムを大量に保有する必要があるのか?なぜそれほど多くの分離プルトニウムを貯め込む必要があるのか?また、他にも敏感な核物質、特に兵器級核物質を保有しているのか?われわれは日本側に対して、国際社会の関心、疑念、懸念を直視し、責任ある姿勢で早めに、国際社会に明確な回答をするよう促す。
――日本側は核物質の保有は完全に平和目的であり、完全に公開している透明なものであり、核安全保障上の隠れた危険や核拡散の危険などはないとしている。これについてコメントは?
日本は非核国で、核拡散防止条約(NPT)加盟国であり、国際原子力機関(IAEA)理事国でもある。IAEAは敏感な核物質の需給均衡の維持を各国に明確に求めており、日本政府もこれについて国際社会に約束したことがある。