(七)中国が海軍力強化でみせる軍事的自信に注目:両会で公表される新たな1年の国防予算と軍事力発展に関する状況が海外メディアの強い関心を集めるだろう。それに関連する話題は、中国の軍事費拡大が地域の安全への不安を強めるのではないか、軍事力強化の方面で新しい変革があるか、中国海軍が戦略的転換を果たす上での新たな取り組み、中国軍の周辺の安全保障情勢への対応と国家主権維持の方面での新たな動向など。
(八)社会分野の改革はより大きな課題に直面する:両会期間中、社会民生分野の議題も焦点になる。それに関連する話題は、社会分野の改革を進める上で全体的な計画はあるか、民生改善の方面でどういった新政策が打ち出されるか。
(九)環境問題の解決において積極的な革新の必要性を強調:海外メディアは、2014年は中国の大気汚染問題への取り組みが転換する年とみている。第12次5カ年計画(2011-2015年)が来年終了するにともない、同計画で定められた具体的なエネルギーや環境の目標が実現できるかに海外メディアは注目している。それに関する話題は、同計画で定めた環境目標の達成をいかに確保するか、大気汚染を削減する革新的仕組みを構築できるか、大気汚染防止計画の具体的な実施など。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月28日